「うちの子の歯ならび、大丈夫かな?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
歯並びは、遺伝だけでなく
日々のクセや生活習慣によっても大きく変わります。
そして未就学児の時期は、
歯を動かしたりするのではなく“育てて整える”ことができる大切な時期です。
まずは、お子さまの状態を知ることから始めてみましょう。
①上顎前突(出っ歯)
上の前歯が前に出ている状態です
放置するとどうなる?
・転んだときに前歯をぶつけやすい
・口が閉じにくく、口呼吸になりやすい
・お口の乾燥やむし歯リスクが上がる
今できること(生活・トレーニング)
✔ お口を閉じる練習(ポカン口の改善)
✔ 鼻呼吸の習慣づけ
✔ 唇の力をつけるトレーニング(MFT)
✔ 姿勢(猫背)を整える
②下顎前突(受け口)
下の歯が上の歯より前に出ている状態です
放置するとどうなる?
・噛みにくく、食事に影響
・発音しにくい(サ行など)
・成長とともに骨格的なズレが強くなることも
今できること(生活・トレーニング)
✔ 舌の位置を正しくする(上あごにつける)
✔ 下あごを前に出すクセの見直し
✔ 頬杖やうつ伏せ寝を避ける
✔ 専用のマウスピースで改善されることもあるので早めに相談を
過蓋咬合(深い噛み合わせ)
上の前歯が下の歯を深く覆っている状態です。一見問題ないように見えてもそのままにしておくと…
放置するとどうなる?
・歯や歯ぐきに負担がかかる
・歯がすり減りやすくなる
・あごの動きに影響することも
今できること(生活・トレーニング)
✔ 正しい噛み方の習慣づけ
✔ 食事中によく噛む練習
✔ 舌・口周りの筋肉トレーニング(MFT)
✔ 早めのチェックで成長バランスを確認
④叢生(ガタガタの歯並び)
歯が並びきらず、重なって生えている状態です
放置するとどうなる?
・歯みがきが難しくむし歯・歯周病リスク↑
・永久歯もガタガタになる可能性
今できること(生活・トレーニング)
✔ よく噛む習慣(あごの発育を促す)
✔ 柔らかいものばかり食べない
✔ 姿勢改善(あごの成長に影響)
⑤開咬(前歯が噛み合わない)
奥歯は噛んでいるのに、上下の前歯の噛み合わせが開いている状態です
放置するとどうなる?
・食べ物が噛み切れない
・発音に影響が出る
・クセ(指しゃぶり・舌)が固定化する
今できること(生活・トレーニング)
✔ 指しゃぶり・舌癖の見直し
✔ 舌の正しい位置トレーニング(MFT)
✔ 口呼吸の改善
✔ 生活習慣の見直し
⑤交叉咬合(左右どちらかにズレている)
上下の歯のかみ合わせが左右どちらかにズレている状態です
(通常は上の歯が外側・下の歯が内側ですが、それが逆になります)
放置するとどうなる?
・あごが左右どちらかにズレて成長する
・片側だけで噛むクセがつく
・顔のゆがみにつながることも
・将来の矯正が複雑になる可能性
今できること(生活・トレーニング)
✔ 片側だけで噛むクセをチェック
✔ 頬杖・横向き寝の見直し
✔ 姿勢改善(左右バランス)
✔ 早期の専門チェック(重要)
⑦空隙歯列(歯と歯の間にすき間があいている)
実はこれ、悪いことではありません。
未就学児の時期は
→ すき間があるのが“正常”なことが多いです
これは、これから生えてくる永久歯が
きれいに並ぶためのスペースだからです。
ただし、こんな場合は注意!
✔ 前歯の真ん中だけ大きく開いている
✔ 舌で歯を押すクセがある
✔ 口がポカンと開いている
→ 原因によっては歯並びに影響することもあります。
大切なのは
“そのすき間が正常な成長なのか”を見極めることです。
今だからこそできることを…
未就学児の時期は
歯を動かしたりするのではなく「育てていく」時期です
✔ あごの成長をコントロールできる
✔ 悪いクセをリセットできる
✔ 将来の大がかりな矯正を防げる可能性
気になるサインがあればお気軽にご相談ください
「まだ様子見でいいかな?」と思う時期こそ、
実はベストタイミングです。
お子さま一人ひとりに合った方法を、
一緒に考えていきましょう!